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| 第19回メイド・イン・ジャパン・プロジェクト定例会報告書 MIJP本部執行部 加藤千晶 今年から始まった、講義を受けるだけではなく自ら考えを発表したり意見交換をしたりするワークショップ型の定例会。前回はそのための須藤さんによるオリエンテーションでした。 というわけで、今回は課題という名の宿題が出ていました。(シュクダイ、ニガテ・・・。) 「課題1」世の中にすでに存在するピープルデザインを発見しよう! まずは「課題1」についてのグループディスカッション。 盛りだくさんな『ピープルデザイン』の数々を、事務局長がモノとコトに仕分けしていきます。
まず、モノ・・・ ○ 多目的トイレ → ちょっと広めの普通のトイレ。(トイレネタが多いぞ・・・) 街で見かける多目的トイレ。大体普通のトイレとは独立して存在し、なおかつものすごぉく広くて居心地悪かったりする。特別なトイレを設置するよりも、普通のトイレの個室を少し広めにつくる。ベビーカーを押すママたちも安心・便利に使えるピープルデザイン。 ○ 海外からは、ブラジルのクリチバにあるバス停。 日本では車椅子の人がバスに乗るとき、ドライバーさんがスロープを持ってきて設置してくれますが、この街のバス停は、バス停自体が高くなっているのでバスに乗るときにスムーズなのだそうです。ベビーカーにもいいですね。 ○ ベビーつながりでは、いまや女性のトレンドファッション、チュニックとスパッツ。 これは、妊婦さんがファッションを楽しめる貴重なアイテム。意識せずに自分も多用していたピープルデザイン。(ちなみにこのスタイル、男性受けは良くないとの噂も・・・)
つぎに、コト・・・ ● 老人ホームと保育園の併設。 高齢化社会のニーズと子育て世代のニーズ、両方のニーズにいっぺんに応える課題解決型ピープルデザイン。高齢者とキッズの混ざり合う社会が実現。 ● コンビニのサービス いまやコンビニは誰でも使いやすい店、というだけでなく、配達や御用聞きまでサービスを広げている。ビジネス街から高齢者の街まで、社会に欠かせないピープルデザイン。
高齢者と子供、そしてペット関係のカテゴリーには、まだまだピープルデザインの可能性がありそうですね、との須藤さんのコメント。うん、ありそう、ありそう!しかもまだまだ伸びていくマーケットではないですか。なんだかワクワクします。 このあと、「課題2」の発表。 皆さんの知識と発想力に、目からウロコの連続。 グループディスカッションの中で、参加者のお一人がおっしゃいました。 須藤さんのアイデアと視点、本当にすばらしいです。 しばらく、ピープルデザイン探しが趣味になりそうです。
初めてのワークショップ型定例会。このように異業種の人々が集まって、多様な視点でひとつのテーマを掘り下げる、たくさんの方々の意見を聞く、自分の意見を聞いてもらう、というインタラクティブな時間は非常に刺激的でした。幅広い知識と経験から来る皆さんの意見に、感心したり楽しかったり。 |
































健常者と障害者が自然に混ざり合う社会、日本人も外国人も、若者も高齢者も自然に混ざり合う社会、そんな社会を作り出すために須藤さんが発信する『ピープルデザイン』をみんなで考えよう!
そのほか、どんどん出ました。
意してくださった方や、新しい商品デザインを実際に考えてきてくださったプロダクトデザイナーさん。
私も前回の須藤さんの話を聞くまでは、障害者や高齢者の方々とはほとんど縁の無い生活をしていました。でも決して遠い世界の話ではないのです。いつか自分の親も自分自身も老いるときが来ます。ピープルデザインと出会って、自分の心の中にあったバリアを少し低くすることができました。そして、その向こうにはとても温かい笑顔の社会が見えたような気がしています。さらに、そこにはビジネスチャンスが眠っているはずで、エキサイティングな社会でもあるのです。